職場の方に、パスフレーズ生成ツールとライブラリ、実働デモサイトを合わせて公開しました。
職場で色々な人と仕事の文書をやり取りする際、最近では暗号化は当然のことになっていますが、みんな作るパスワードがどうしても緩いものになりがちでした。さらに、パスワードを次のメールで送るという悪癖も、大変気になります。
とはいえ、100ビットとかの強いパスワードを手で作るのは結構大変で、それを会議の参加者で共有するのも大変面倒でした。会議室のWi-fiパスワードでも面倒くさいと思った人は多いはず。
というわけで、職場でこれを見直し、周りの関係者も巻き込んでいくには、色々工夫しないとダメだぞ、ということで、それにはリファレンスとなるツールをきちんと開発しないといけないね、と。
作ったツールですが、まずはデモサイトを見てもらうのが早いかもしれません。
ツールに世の中の単語の辞書をいくつか内蔵していて、
- ランダムな文字の組み合わせ
- ランダムに選んだ英単語の列
- ランダムに選んだ日本語の列
などを自由に選んで組み合わせられます。
これで、「打ちづらく間違えやすいけど、短いパスワード」と、「長いけど読みやすく間違えにくいパスフレーズ生成」の、好きな方を選ぶことができます。特に日本語の場合はローマ字だけでは読みづらいため、元の単語もヒントとして一緒に表示できます。また、パスワードの強度も数値で指定して、それに合わせた文字数・単語数を自動的に選びます。
これで、「打ちづらく間違えやすいけど、短いパスワード」と、「長いけど読みやすく間違えにくいパスフレーズ生成」の、好きな方を選ぶことができます。特に日本語の場合はローマ字だけでは読みづらいため、元の単語もヒントとして一緒に表示できます。また、パスワードの強度も数値で指定して、それに合わせた文字数・単語数を自動的に選びます。
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また、パスフレーズ生成部分は独立して使えるライブラリにしたので、応用して上手いワークフローを考えて貰えると嬉しいです。
最近の計算機が速くメモリが潤沢になっても、10万語クラスのテキストの読み込みは一瞬(0.5秒くらい)止まるので、その辺りはちょっと工夫してあります。
ちょっとずつ世の中の慣習が、良い方向に変えられるといいなぁ。